回転復元
親を基準にパーティクルの角度を元に戻す回転を加えます。
髪やスカートなどに設定することで、元の形状を保ちつつダイナミックな動きを行うことが可能となります。
次の例は前髪のBone Clothです。
緑のラインがオリジナルのパーティクル位置です。
現在の水色のラインがオジリナルの緑のラインに戻るように、連結ラインに対して回転を加える動きを行います。
各パラメータの内容は次の通りです。
名前 | 説明 |
Restore Power | 元に戻る強さです |
Velocity Influence | 速度影響。 低く設定することで、急激な移動に対してパーティクルが暴れる問題を低減できます。 ただしパーティクルの慣性も失われて行きます。 |
復元回転ラインの確認
復元は回転ラインを基準に実行されます。
回転ラインはクロスモニターの[Rotation Line]をチェックすることで確認が可能です。
Bone Clothでの回転ライン
Bone ClothではTransformの親子構造がそのまま回転ラインとなります。
Mesh Clothでの回転ライン
Mesh Clothの回転ラインはデータ作成時に自動で生成されます。
次の例は単純なプレーンメッシュの上方をすべて固定パーティクルと設定した場合の回転ラインです。